東洋医学を生かした漢方療法

 東洋医学の長所は身体と心を総合的にとらえて治療を施すところです。
これは現代の心身医療に通じる部分があります。
東洋医学の代表的な漢方療法は自律神経失調症のような不定愁訴には適していると言えます。
それは病気のなりたちや患者の体質、健康状態、栄養状態、精神状態、ライフスタイルの全てを対象にして診察するからです。
また漢方療法では患者一人一人の体質に合わせて薬を処方できるので、現在では処方する医師も多くなっています。
しかし、効果がすぐには出ないので気長に服用することが大事です。
また、漢方薬には副作用がないと思われていますが、患者の状態によってはまれに出ることもあります。
服用方法は医師の指示に従ってください。

 漢方薬には人間がもともと持っている自然治癒力を引き出し、心身の機能を調整する働きがあります。
効き目は穏やかですが、根本的な改善が期待できます。
また、症状だけに効くのではなく、患者の身体に作用していくので体質を改善して、複数の症状に効果が出ることもあります。
健康保険も適用されるので、自律神経失調症には望ましい療法であるともいえます。
よく使われる漢方薬には以下のものなどがあります。

漢方薬の種類

★ 加味逍遥散(肩こり・めまい・のぼせなど)
★ 柴胡竜骨牡蛎湯(神経不安・動悸・めまい)
★ 小柴胡湯(食欲不振・吐き気)
★ 黄連解毒湯(のぼせ・目の疲れ・イライラ)
★ 当帰芍薬散(冷え・頭痛・肩こり)など

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