ストレスが原因の場合

 ストレスは自律神経失調症の大きな原因でもありますが、適度なストレスは快感にもつながります。
スポーツで汗を流した場合など、残った疲労感は心地よいものでしょう。
また難しい仕事をこなした後の達成感や充実感は大きいものがあります。
また試合前の緊張感や〆切などによるストレスは集中力を高めてもくれます。
ストレスは刺激から起こる防御反応でもありますが、時と場合により快感に感じたり、不快に感じたりするものでもあるのです。

 ストレスを感じると身体はなんらかのサインを発します。
めまいや頭痛などの身体症状などに表れたり、不安やゆううつなどの感情に現れたりする場合もあります。
しかし、中にはこのサインに気づかないで仕事に没頭したり、ストレスを忘れている人もいます。
ストレスをうまくコントロールするには、普段から自分がどんなストレスをどの程度受けているか知っておく必要があるでしょう。
そのためには周囲の人の言葉に耳を傾けたり、毎日の生活のチェックをしたりすることも大切でしょう。

思春期と更年期に注意

 ストレスの種類や量は人間の成長過程においても変化します。
自律神経失調症が多いのは、思春期と更年期だと言われます。
身体的にも精神的にも子供から大人へ成長する思春期は心身のバランスが崩れやすい時期です。
また更年期では、身体の老化による衰えや定年や子供の独立などの環境の変化が大きい時期ともいえるでしょう。
なかでも女性はホルモンの分泌が低下するなど注意が必要になります。
こうした思春期や更年期にはストレスの負担が大きいので、自律神経のバランスが乱れやすいことを覚えておいてください。

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